パスタのクリーム系ソース

 クリームソースのパスタには、ホワイトソースを使用していると思われがちです。
 ですが、実際にホワイトソース(牛乳とバターと小麦粉)を使うことはほとんどなく、
生クリームをそのまま使います。

 フライパンで具材を炒めて、そこに生クリームを加えて煮詰めます。
 生クリームは、そのままではサラっとしていますが、煮詰めていくと、だんだんなめらかになっていきます。

 そして、茹で上がったパスタを加えて合わせ、クリームがトロッとしたところで手早く盛り付けます。

 このタイミングは慣れるまで結構難しく、詰めが浅いとソースがしゃばしゃばで味が乗らず、詰め過ぎるとクリームが分離して油になってしまいます。

 また、詰めることで味が濃くなるので、塩加減は、それを見越して味付けしなければいけません。

 何度も作るうちに慣れますが、最初は失敗するかもしれません。
 
煮詰めるタイミングのコツとしては、ベストなとろみ具合の少し前で仕上げることです。

 フライパンでベストの濃度までもっていってしまうと、余熱で火が入り過ぎて分離してしまうので、ちょうどいい濃度の少し手前で調理を終えれば、余熱でちょうどいい仕上がりになります。 

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 鶏ときのこのクリームパスタ(調理:管理者)

 


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