グラタンに綺麗な焼き色をつける

 グラタンをオーブンで焼く時、表面に粉チーズ(パルミジャーノがベスト)をふりかけると、綺麗な焼き色がつきます。
 どれくらいかけるかは好みにもよりますが、チーズが嫌いでなければ、全面に万遍なくたっぷりかけましょう。

 ホワイトソースは水分が多いので、それだけでは焼き色はうまくつかず、ソースより浮いた具の部分だけが黒く焦げてしまいがちです。

 そこで、全体に粉チーズをふりかけることで、チーズの部分から焦げ色がつき、香ばしい風味と美味しそうな焼き色に仕上がります。
 この手法は、古典フランス料理時代からの基本的なやり方です。

 ドライパン粉や、細かくちぎった生パン粉を全体ふるのも良いです。
 そうすると、パン粉のところから綺麗な焼き色がつき、サクサクした食感も加わります。

 昔ながらの洋食屋さんで、表面にパン粉を入れてる店を良く見ますね。
 
一説によると、昔は、食べやすくするためにグラタンにパン粉を入れていたとか。
 スープなどにも、食べやすくするためにパン粉を入れていたそうです。

 ピザ用のシュレッドチーズを全面にかけても美味しいですが、その場合は焼き色がまだらになるので、そこにさらに粉チーズをふると綺麗な焼き色がつきます。

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