おすすめのパスタブランド

パスタにはまると誰もが通る道。
「どのメーカーのパスタが一番美味しいのか?」

その答えは、はっきりいって「好み」です(笑)
僕はこれまで、何十種類という、
大衆〜高級パスタブランドを食べ比べしましたが、
結局は行きついたのは、人それぞれ、
ということでした(笑)

ただ、そう言ってしまうと元も子もないので、
誰もが一度は気にするもう一つのポイント、
「どれが本場や専門店でよく使われるブランド?」
という視点をからめて、
おすすめのパスタブランドを紹介します。

おすすめNo.1 「ディ・チェコ」

DECECCO.JPG - 15,143BYTES

イタリアではデ・チェッコと発音しますが、
日本では昔から「ディチェコ」の名前で
よく知られているパスタ。
日本のホテルや専門店でも
よく使用されている人気ブランドです。

今でこそ日清製粉さんが輸入しているので
安く簡単に手に入るようになりましたが、
ひと時代前は、少し値の張る高級パスタでした。

クセのない爽やかな風味、
ピンとひと筋通ったアルデンテの仕上がり、
シコシコした歯ごたえと、
およそ日本人が「美味しいパスタ」に
イメージするものが全て揃っています。
そして、ブロンズダイス仕上げにより、
表面がざらついているので、
ソースの絡みもとても良い。
万人向けの外れのないパスタです。

おすすめNo.2 「バリラ」

BARILLA.JPG - 20,109BYTES

イタリアはもちろん、
世界で一番売れてるパスタブランドだそうです。
以前アメリカに行った時、
スーパーのパスタ売り場は一面バリラでした(笑)
そういう意味で、外人が日常的に食べている、
ある意味「本場の味」といえるパスタです。

ただ、グレード的には、決して高くはありません。
良く食べられてはいるけれども、
最高というわけではなく、大衆的な味わいです。

香りはさほど強くありませんが、
食欲をそそる、独特の風味があります。
そして、何より食感がしっかりしています。
パスタを食べてる感があります。
テフロンダイス仕上げなので、
表面はつるんとしていますが、
ソースの水分をほどよく吸うので、
味ののりは悪くありません。
ディチェコのような洗練された感はありませんが、
シンプルに「うまいな」と思わせるパスタです。

おすすめNo.3 ディヴェッラ

DIVELLA.JPG - 23,892BYTES

日本ではあまり売っていませんが、
大衆的なパスタブランドの中で、
イタリア人が一番高い評価をしているというパスタ。

テフロンダイス仕上げなので、
ツルツルしているのと、水分を吸いにくいのか、
ソースののりは今一つですが、
とにかく、パスタ自体の味が秀逸です。
風味が良く、プリプリ、シコシコ、腰がある。
バリラは、ややもっそりしている感じですが、
ディヴェラはがっちりしています。
そして、なんといっても、えらい丈夫。
水分を吸わないせいか、時間が経っても伸びない。
だから、料理の味わいを損なわず、
最後まで美味しく食べられるパスタです。

おすすめNo.4 ガロファロ

GAROFALO.JPG - 11,254BYTES

こちらは、少しマイナーなパスタ。

最大の特徴は、独特の野趣あふれる風味と、
もっちりした歯ごたえです。
昔日本でよく売られていた、
ブイトーニに少し似ています。
ブイトーニも、かつて日本の専門店で
よく使われていたパスタでしたが、
今では入手しにくくなってしまいました。
ブイトーニのあの少しクセのある香りが
苦手だった人はだめかも知れませんが、
あの味にはまっていた人には、おすすめです。
ブイトーニよりも、洗練されています。

以上、おすすめとして4種類をあげてみました。

パスタブランドに詳しい人からすると、
この4種類のブランドを見て、
「おいおい、ヴォイエロのほうが美味いだろ?」
「マルテッリが出てねぇぞ」
「ルスティケーラを食ってから言えよ」
「こいつラティーニを知らねーな」
なんて思われてしまいそうですが、
そうした超高級パスタは、今回あえて外しました。

というのも、そういう高級ブランドパスタは、
はっきりいって嗜好品の部類であり、
イタリア人にとっても特殊な食材だからです。
フェッラとかジュゼッペ・コッコとか、
そのクラスのパスタとなると、
フェラーリとポルシェを比較しているようなもので、
もはやどれが一番とか、どっちが上とか、
そういう次元のパスタではないと思います。

ちなみに、上記に挙げたパスタブランドは、
ひととおり全部食べていますが、
そうしたハイクラスなパスタについては、
「全部美味しい」
とだけ言っておきます(笑)
  


 


 →料理豆知識indexへ