キムタクの演技力

 国民的アイドル・SMAP(現在は解散)のキムタクこと、木村拓哉さんは、俳優としても大活躍されていますが、その演技力については賛否あるようです。

 アイドル出身の俳優の評価は、たいがいそうなりがちですが、よく言われるのが「キムタクは何をやってもキムタク」という評価です。

 大ヒットしたドラマ「HERO」のような、2枚目ヒーロー的なキャラしか出来ない、という評です。

 でも、僕はそうは思わない。
 キムタクの演技の幅は、意外に広いと思います。

 おそらくこれって、キムタクの演技の幅が狭いのではなく、事務所がキムタクのイメージを崩さないために、同系統の二枚目役ばかりさせていただけじゃないか?と思います。

 確かに僕もはじめはそうかとも思っていましたが、2015年のドラマ、「アイムホーム」のキムタクを見て、評価が一変しました。
 このドラマでのキムタクは、記憶喪失によってダメダメになってしまった、冴えないサラリーマン役を演じています。

 この役をよく事務所がOKしたなあ、と思いますが、このドラマでのキムタクは、なんかパッとしない、仕事は中途半端で、家庭でも煮え切らない、意思も決断力もイマイチなダメ男を、実に上手に演じていました。
 後半の方では、もはや「え、これ、キムタクだよね??」と思ってしまうくらい、ただのオッサンになっていました。

 このドラマを観て、「なんだ、キムタク、やればできんじゃん!」と思ったわけです。

 宮崎駿の「ハウルの動く城」のハウルの声も、酷評する人が少なくないようですが、それって「キムタクがやってる」ってことを意識し過ぎなだけだと思います。
 先入観無しに観ていたら、ハウルの独特の謎めいたキャラに見事にマッチしていると思います。

 SMAPの解散騒動で、キムタクはジャニーズに残りましたが、個人的にはキムタクも事務所から出て欲しかったですね。
 もう二枚目役には飽きたので、事務所のしがらみなく自由に、色々な役に挑戦して、新しいキムタクを見てみたいなあ、と思います。

  

 


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